結婚する前から、いつか自分たちの家を建てたいと思っていたご夫婦。
その日のために、ふたりで少しずつ貯金を重ねてきました。
家を建てることは、特別な決断というよりも、ずっと思い描いてきた未来のひとつ。
けれど、いざ家づくりを始めると、思いどおりに進まないこともありました。
希望するエリアには、なかなか土地が見つからない。ようやく話が進んだ土地も、事情があって家を建てられなくなってしまった。
土地探しにかかった時間は、約1年半。
それでも、ご夫婦には譲れないものがありました。
それは、家の中だけでなく、庭まで含めて、自分たちらしい暮らしをつくること。
長い時間をかけて完成した住まいには、土地探しの苦労も、思いがけない発見も、一つひとつの選択も詰まっています。

最初は、第一候補ではなかった土地。
ご夫婦とBASEとの出会いは、奥様のご両親からの紹介がきっかけでした。
ご両親は、お庭づくりのお仕事をされています。BASEのモデルハウスの外構にも携わってくださったご縁から、ご夫婦の家づくりが始まりました。
まず取り組んだのは、家づくり全体の計画と土地探し。
BASEの不動産担当者とともに、希望するエリアで土地を探しながら、建物や庭も含めて、どんな暮らしができるのかを考えていきました。
そんななかで出会ったのが、現在の土地です。
ただ、最初から気に入っていたわけではなかったそう。
「候補にはあったけど、最初はそれほど有力ではなかったです」
土地を見ただけでは、そこでどんな家が建てられるのか、どれくらいのお庭をつくれるのか、なかなか想像がつきませんでした。
それでも検討を続け、住宅会社に間取りを描いてもらい、庭の計画も重ねてみることに。
「庭も実際に図面に入れてみて、いいなって」
それまで見えていなかった可能性に気づいた瞬間でした。
土地だけで判断するのではなく、家と庭を一緒に考える。
そうすることで、候補の下位だった土地が、ご家族の理想を叶えられる場所へと変わっていったのです。

土地選びだけでなく、購入時の価格交渉もBASEがサポート。
土地にかかる費用を抑えられたことで、建物や庭に充てられる予算にもゆとりが生まれました。
土地にお金をかけすぎず、その先の暮らしまで考える。
この選択が、完成した住まいの満足度にもつながっていきました。
「庭は最後」ではなく、「庭から考える」。
この住まいで印象的なのが、ゆったりとした広さを持つプライベートテラス。
周囲からの視線が気になりにくいよう、目隠しのフェンスを設け、植栽を配置しています。
テーブルと椅子を置いても、十分なゆとりがある空間。
人目を気にせず、家族だけの時間を楽しめる場所です。

お庭づくりに携わるご両親のもとで育った奥様にとって、庭は特別な存在でした。
「庭は一番くらいこだわったポイントなんです」
今は、お子さんとプールを楽しんだり、家族でのんびり過ごしたり。
ご主人は、お子さんが成長したら庭でサッカーやボール遊びをすることも楽しみにしているそうです。
そんなご夫婦に、家を建ててよかったと思う瞬間を尋ねると、奥様はこんな光景を話してくださいました。
「私が料理をしながら庭が見えて、子どもと主人が遊んでいたら、家を建ててよかったなって思います」
キッチンで料理をする奥様と、庭で遊ぶご主人とお子さん。
家の中と外にいても、互いの様子が見える。
大きな窓の向こうに、いつもの家族の笑顔がある。
そんな何気ない時間こそ、この家で叶えたかった暮らしなのかもしれません。

実は、この庭を実現できた背景には、家づくりを進める順番にも理由がありました。
「庭って、最後に余った予算でする人が多いと思うんです。でも、したいものがあってもできなかったりする。うちは最初から庭ベースで考えたので、満足するお家とお庭ができたと思います」
建物の打ち合わせが終わってから、残った予算で庭を考える。
そうすると、本当は欲しかったテラスや目隠しを諦めなければならないこともあります。
ご夫婦が選んだのは、その逆でした。
欲しい庭の広さ、必要な駐車スペース、周囲からの視線への配慮。
それらを土地探しの段階から考え、建物と外構の予算を一緒に組み立てていく。
庭を後回しにしなかったことが、今の暮らしの満足につながっています。
照明で、家の表情がこんなに変わるなんて。
もうひとつ、ご夫婦の家づくりを大きく変えたのが、照明計画でした。
「照明を計画するっていうこと自体、思っていなかったんです」
奥様は、当時を振り返ってそう話します。
照明といえば、住宅会社から提案されたものを、そのまま選ぶもの。
そんなイメージを持っていたそうです。
けれど、BASEに相談し、家具の配置や空間の見え方まで含めて照明を計画したことで、住まいの印象は大きく変わりました。


「照明だけでこんなにおしゃれになったり、広く見えたりするんだって。やってもらってよかったなと思います」
日中は、大きな窓から自然光が差し込む、明るく開放的な空間。
夕方から夜にかけては、ダウンライトやペンダントライト、間接照明の灯りが、家の表情を変えていきます。

ただ明るさを確保するのではなく、どこを照らして、どこに落ち着きをつくるのか。
光の使い方によって、同じ空間でも印象が違って見えます。
「夜とか夕方になって、ダウンライトや間接照明だけにすると、全然家の顔が変わるんです」
何気なく過ごす夜の時間が、少し特別になる。
ご夫婦にとって、照明は想像以上に大切な存在になりました。

照明だけではありません。
ソファとテレビの位置、壁の使い方、家具の配置。
空間に何を置き、どこに余白を残すのかによっても、家の広さの感じ方は変わります。
ご主人も、これから家づくりをする方へのアドバイスとして、照明や家具の計画を挙げてくださいました。
「大きい土地を買えなかったとしても、照明計画とか家具の配置で、視覚的に広く見せることも相談してみたらいいと思います」
ただ面積を広くするのではなく、同じ広さの中で、いかに心地よく暮らせるか。
家づくりには、そんな考え方もあるのだと気づかせてくれます。
子どもが思いきり遊べる。それだけで、家を建ててよかった。
以前のアパート暮らしでは、お子さんの声や物音が周囲への迷惑にならないか、気になることもありました。
けれど、今は違います。
「夕方とか夜でも、子どもが遊べるし。自分たちがゆっくりできる空間が家にできたかなと思います」
そう話すご主人。
家族でくつろぐリビング。
料理をしながら庭を眺めるキッチン。
外からの視線を気にせず、お子さんがのびのびと遊べるテラス。
それぞれの場所に居心地のよさがあって、家族の時間が自然とつながっていく。
特別なお出かけをしなくても、家にいる時間そのものが楽しい。
それは、図面や面積だけでは測れない、この住まいの豊かさです。
家づくりの満足は、建てる前の選択で変わる。
今回のお話で印象的だったのは、ご夫婦が完成した家だけでなく、そこに至るまでの選択を大切にされていたことです。
約1年半にわたる土地探し。
最初は第一候補ではなかった土地。
庭を後回しにしない予算計画。
そして、想像していなかった照明計画との出会い。
もし土地だけを見て決めていたら。
もし庭を最後に考えていたら。
もし照明や家具の配置を、深く考えずに決めていたら。
今とは少し違う住まいになっていたかもしれません。
BASEは、家を建てる住宅会社ではありません。
ご家族が望む暮らしを一緒に考え、土地探しや予算、間取り、照明、インテリア、外構まで、家づくり全体をサポートする存在です。
今回も、最初からすべての答えが決まっていたわけではありませんでした。
相談し、比較し、図面を見ながら考えるなかで、ご夫婦自身も気づかなかった選択肢が見えてきました。
完成した住まいとBASEのサポートについて尋ねると、奥様から返ってきた答えは「100点」。
その言葉には、出来上がった家だけでなく、そこに至る過程への満足も感じられました。
住まいは、建てて終わりではありません。
その先で、どんな時間を過ごしたいか。
誰と、どんな景色を見ていたいか。
ご夫婦が長い時間をかけて見つけた答えは、今日も家族が笑顔で過ごす庭にありました。
家を建てる前に、暮らしのことから考えてみませんか。
希望のエリアに土地が見つからない。
庭もインテリアもこだわりたいけれど、予算が心配。
何から決めればいいのかわからない。
そんなときこそ、土地や住宅会社を決める前に、一度、理想の暮らしを整理してみることが大切です。
BASEでは、土地探しから住宅予算、間取り、照明、インテリア、外構まで、家づくり全体を一緒に考えています。
まだ具体的な計画が決まっていなくても大丈夫。
ご家族が大切にしたいことから、聞かせてください。
家づくりのご相談は、BASE公式LINEから。
