「このために家を建てたな、と思うくらい。」
そう話すご主人が、何より楽しみにしていたもの。
それは、自宅にサウナを持つことでした。
家からほんの数歩の場所にある、木製のバレルサウナ。好きなときに入り、友人と楽しみ、ときには一人でゆっくりと過ごす。
そんな時間が、今では日常の一部になっています。
一方、奥様がずっと憧れていたのは、壁一面の本棚。
お気に入りの本を並べられる場所がほしい。自分の好きなものに囲まれて暮らしたい。
ご主人のサウナとお酒の棚。奥様の本棚。そして、子どもがのびのびと過ごせるリビング。
家族それぞれの「好き」を、一つの住まいに。
そこには、家づくりを始める前から大切にしていた、ある考え方がありました。
なくても暮らせる。でも、あることで毎日が変わる。

サウナは、生活に欠かせない設備ではありません。
なくても暮らせるし、家を建てるうえで、もっと優先すべきことがあるのではないか。
ご主人自身も、導入するかどうか迷っていたといいます。
そんなとき、BASEの担当者からかけられたのは、これからの暮らしを想像するきっかけになる言葉でした。
この家で、これから何度、幸せな時間を過ごせるだろう。
サウナがあることで、どんな楽しみが増えるだろう。
家づくりでは、つい設備の価格や広さに目が向きがちです。
けれど、そこで過ごす時間の豊かさは、数字だけでは測れません。
大切なのは、それが家族にとって本当に必要なものなのか、そして無理のない予算の中で実現できるのかを考えること。
ご夫婦は、サウナを家づくりの最後に追加したわけではありません。
最初から叶えたい暮らしの一つとして考え、必要な費用を計画に組み込んでいました。
だからこそ、ほかの大切な希望と両立する方法を考えることができたのです。

実際に暮らし始めてから、ご主人の答えははっきりしていました。
「最高ですね。」
家からすぐに入れるサウナは、想像していた以上に身近な存在に。
友人が遊びに来たときにも、一緒に楽しめる場所になりました。
迷いながらも叶えた夢が、今では「このために家を建てた」と思えるほどの満足につながっています。
ご主人にはお酒の棚。奥様には壁一面の本棚。

室内にも、ご夫婦それぞれの憧れが形になっています。
キッチンの一角に設けられたのは、ご主人のお気に入りのお酒が並ぶディスプレイ棚。
木の棚板に、ボトルを美しく照らす照明。
ただ収納するのではなく、眺めることまで楽しめる、ご主人らしい場所です。
そして、奥様の夢だった壁一面の本棚。

2階には、たくさんの本を並べられる大きな本棚が広がっています。
本だけでなく、思い出の品やお気に入りのものも飾れる場所。
「壁一面の本棚を持つことが、人生の憧れの一つだったので。」
そう話す奥様にとって、この場所は住まいの中でも特別な存在です。
サウナも、お酒の棚も、本棚も。
どれも、誰にとっても必要なものではないかもしれません。
でも、このご夫婦にとっては、家を建てるなら叶えたい、大切な夢でした。
家族で過ごす場所があり、それぞれの好きなことを楽しめる場所もある。
そんな住まいには、ご夫婦らしさが自然と表れています。
夢はたくさん。でも、家づくりの始まりは手探りだった。
今でこそ、好きなものに囲まれた暮らしを楽しんでいるご夫婦。
けれど、家づくりを考え始めた頃は、何から手をつければいいのかわからなかったそうです。
きっかけは、お子さんの誕生。
ご夫婦ともに育休中だったこともあり、これからの家族の暮らしについて考えるようになりました。
「住宅展示場に行ってみようかと思ったけれど、何を見ればいいのかもわからなくて。」
土地から探すべきなのか。
住宅会社を先に決めるべきなのか。
そんなとき、知人の紹介を通じて出会ったのがBASEでした。
家を選ぶ前に、暮らしの優先順位を決める。
BASEとの家づくりで最初に整理したのは、土地の場所や建物の広さだけではありませんでした。
どんなことを楽しみたいのか。
家族でどんな時間を過ごしたいのか。
何を大切にして、何にお金を使いたいのか。
ご夫婦の希望を一つずつ聞きながら、土地、建物、家具、照明、外構、そしてサウナまで、家づくり全体の予算を考えていきました。
土地に予算を使いすぎれば、建物でできることが限られる。
建物だけに予算をかければ、家具や庭、趣味のための場所を諦めることになるかもしれない。
だからこそ、何かを決めてから残りを考えるのではなく、最初に全体を見渡しておく。
家を建てるためだけではなく、建てたあとの暮らしを楽しむための予算計画。
ご夫婦が叶えたいことを、一つの計画にまとめていきました。
「ここで暮らしたい」と思える土地との出会い。
サウナを置きたい。友人を招きたい。
そう考えると、土地選びにも大切にしたい条件が見えてきます。
広さだけでなく、周囲の住宅との距離や視線、外で過ごすときの環境。
同じ予算、同じ広さの土地でも、そこでできる暮らしは違います。
BASEは、ご夫婦が思い描く生活を踏まえながら土地探しをサポートしました。
「私たちの要望や叶えたいことをわかってくださっていて、ポイントを押さえてくれていた印象です。」
そう振り返る奥様。
候補地を見るときも、条件が合うかどうかだけでなく、実際にそこで暮らしたらどう感じるかを一緒に考えていきました。
そして出会った現在の土地は、ご夫婦にとって、ほとんど一目惚れだったそうです。
土地を買ってから、そこに何ができるかを考えるのではなく。
やりたいことがあるから、それが叶う土地を探す。
その順番が、ご夫婦の住まいを形づくる大切な一歩になりました。
子どもが走り回る昼。夫婦でくつろぐ夜。

新しい住まいでの生活が始まって約3か月。
ご夫婦に暮らしの変化を尋ねると、まず話してくれたのは、お子さんのことでした。
引っ越してから歩き始め、今では家の中を走り回るようになったそうです。
以前の賃貸住宅では気になっていたことも、今は少し気持ちに余裕を持って見守れる。
広々としたリビングは、お子さんがのびのびと過ごせる場所になっています。
そして、子どもが眠ったあとは、夫婦の時間。

落ち着いたグレーのキッチンに、温かみのある間接照明。
昼間の明るい空間とはまた違い、夜になると住まいの雰囲気が変わります。
ご主人が「夜に来ていただきたいくらい」と話すほど、お気に入りの空間です。
サウナに入ったり、好きなお酒を楽しんだり。
子育てに忙しい毎日の中にも、自分たちの好きな時間がある。
家族で過ごす昼も、夫婦でくつろぐ夜も。
どちらも大切にできる暮らしが、ここにはあります。
住んでみてわかった、小さな気づきも。

もちろん、どれだけ考えてつくった家でも、住んでから気づくことはあります。
例えば、1階に設けた寝室。
将来の生活を考え、水回りの近くに寝室を配置しました。
その便利さには満足している一方で、お子さんが小さい今は、洗濯機を回したり、水回りを使ったりする際の生活音が少し気になることもあるそうです。
それでも、ご夫婦にとっては1階に寝室を設けてよかったという気持ちのほうが大きいといいます。
家づくりでは、すべての希望を完璧に満たすことが難しい場面もあります。
だからこそ大切なのは、自分たちにとって何を優先したいのかを知り、納得して選ぶこと。
実際に暮らしているご夫婦の言葉からは、そんな家づくりのリアルも伝わってきました。
もし、最初に土地を買っていたら。

インタビューの最後に、BASEと出会っていなかったら、どんな家づくりになっていたと思うかを尋ねました。
ご夫婦が振り返ったのは、お金の使い方でした。
きっと最初に土地を買って、残った予算で建物を考えていたと思う。
そうすると、何かを決めるたびに使える予算が減り、やりたかったことを少しずつ諦めることになっていたかもしれない。
そんなお話が印象的でした。
家づくりには、たくさんの選択があります。
土地にいくら使うのか。
建物にどこまで費用をかけるのか。
家具や照明、庭にはどれくらい予算を残すのか。
そして、家族が本当に楽しみにしていることは何なのか。
それらを別々に考えるのではなく、最初から一つの計画として組み立てる。
BASEがご夫婦と一緒に取り組んだのは、そんな家づくりでした。
家が完成してからも、夢の続きがある。
今、ご主人にとってサウナは、特別な日のためだけのものではありません。
日々の疲れを癒やす時間。
友人と語り合う時間。
家族が眠ったあと、ゆっくり過ごす夜。
あのとき迷いながらも選んだサウナは、暮らしの中にたくさんの楽しみを生み出しています。
奥様の本棚も、ご主人のお酒の棚も、子どもが自由に走り回れるリビングも。
完成したのは、ただ希望を詰め込んだ家ではなく、家族それぞれの楽しみが続いていく住まいでした。
家づくりで本当に大切にしたいことは、人によって違います。
だからこそ、誰かの正解に合わせるのではなく、自分たちが大切にしたいものから考えてみる。
家に何をつくるか。その前に、そこでどんな時間を過ごしたいか。
ご夫婦の住まいには、その答えが詰まっていました。
あなたの家づくりにも、譲れない夢はありますか。
「こんな暮らしがしたいけれど、予算的に難しいかもしれない。」
そんな希望も、最初から諦める必要はありません。
BASEでは、土地や住宅会社を決める前の段階から、家族の希望と予算を整理し、家づくり全体をサポートしています。
まずは、これから叶えたい暮らしについて、お聞かせください。


