「大きい家、おしゃれな家、豪華な家。お金をかければかけるほど、いい家になる」
そう思っている方は、実は少なくありません。今回ご紹介するのは、そんな“思い込み”を手放したことで、理想以上の暮らしを手に入れたご夫婦の物語です。
ご主人・奥様・お子様1人の3人家族。舞台は徳島。完成したのは、まるで海外のヴィラに迷い込んだような、こだわりの詰まった平屋でした。

モデルハウス巡りの先に見えた「迷い」
家づくりを考え始めたとき、多くの人がまずすることといえば、住宅展示場やモデルハウス巡りではないでしょうか。今回のご家族もそうでした。休日のたびに何軒もの住宅会社を回り、それぞれの強みや、担当者おすすめの間取り、最新設備の説明を熱心に聞いて回ったといいます。
けれど、行けば行くほど、なぜか心は晴れませんでした。
「どの会社も素敵に見える。でも、それが“私たちの暮らし”に合っているのかが分からなくて」
特に奥様は、インテリアや空間づくりへのこだわりが強い方でした。漠然とした「好き」のイメージは頭の中にたくさんある。でも、それを言葉にして住宅会社に伝えても、返ってくるのは会社ごとの“得意な型”にはめ込まれた提案ばかり。何を基準に選べばいいのか分からないまま、時間だけが過ぎていきました。
「暮らし」から聞いてくれた、はじめての相談
そんなときに出会ったのが、住まいのBASEでした。
最初の相談で他社と違うと感じたのは、間取りや設備の話から入らなかったことだったそうです。「休日はどう過ごしたい?」「お子さんが大きくなったらどんな時間を過ごしたい?」「何にこだわりたくて、何にはこだわらなくていい?」。じっくりと時間をかけて、暮らしそのものを聞かれました。
「今までは”どんな家が欲しいか”を聞かれてばかりだったんですが、BASEさんは”どう暮らしたいか”を聞いてくれた。それで初めて、自分たちが本当に求めていたものが見えてきた気がします」
そのヒアリングを経て選んだのは、地元・徳島の工務店。自分たちの暮らしを一緒に形にしてくれる相手として、納得のうえで決めた選択でした。

膨らんだ予算と向き合った、本当の見直し
家づくりが動き出すと、理想はどんどん膨らんでいくものです。
ここでBASEと行ったのが、予算の”棚卸し”です。ひとつひとつの項目について、「これは本当に必要か」「なぜそれが欲しいのか」を一緒に見直していきました。
すると見えてきたのは、なんとなく「あった方がいいかな」で加えていた設備や、住宅会社の提案をそのまま受け入れていた部分。冷静に考えると、暮らしに直結しない支出が随所に隠れていたのです。
無駄を削り、その分を本当にこだわりたい部分に再配分する。この作業を経て、予算は当初より大きく圧縮されました。
そして迎えた完成。家そのものはもちろん、間取り、外構、インテリア、照明にいたるまで、妥協せずに詰め込んだこだわりのすべてが、削減後の予算の中に収まっていたのです。
「削ったはずなのに、やりたかったことは全部叶っている。本当に大満足しています。」
リビングの”顔”になった、一灯のペンダントライト
数ある中でも、特にご夫婦がこだわり抜いたのが照明計画でした。
きっかけは、以前から憧れていたという海外のインテリアブランドのペンダントライト。「どうしてもこれをリビングの真ん中に吊りたい」という想いから、照明計画はスタートしました。

一灯だけを主役にして終わらせないのが、このお宅のこだわりです。リビングの壁、キッチン、廊下の間接照明。ひとつひとつの照明について、明るさだけでなく、光の色味や取り付ける高さ、位置まで、時間をかけて検討していきました。
「照明って、正直つけてみないと分からない部分も多いですよね。でもBASEさんが”ここはもう少し低めに吊った方が雰囲気が出ますよ”とか、”このあたりは暖色にした方が落ち着きますよ”と、具体的に提案してくれたんです。自分たちだけでは絶対に気づけなかったと思います」
住宅会社は照明の”商品”を提案することはできても、暮らし全体を見渡した上での”組み合わせ”まで一緒に考えてくれるとは限りません。BASEが間に入ったことで、照明ひとつひとつが独立した存在ではなく、家全体の雰囲気をつくる一つのストーリーとしてまとまっていきました。

こだわりの照明が、単体の”贅沢”で終わるか、暮らし全体の”豊かさ”になるか。その差を分けたのは、最後まで一緒に考えてくれる相談相手がいたかどうかでした。
お金をかけることと、いい暮らしをすることは、イコールではない
このご家族の家づくりが教えてくれるのは、「予算をかけただけ、いい家になるわけではない」ということです。
お子様の教育費、家族旅行、老後の備え。家づくりは、家だけで完結するものではなく、これから続いていく暮らし全体の一部です。だからこそ大切なのは、「何にいくら使うか」を、家族の暮らし全体から逆算して考えること。そして、それを一緒に整理してくれる相談相手を持つことです。
住宅会社の担当者は、その会社の商品を軸に提案をしてくれます。住まいのBASEは、特定の会社に属さず、売るものを持たない立場だからこそ、暮らし全体を見ながら”本当に必要なもの”を一緒に整理していくお手伝いができます。
今回のご家族のように、「たくさん見学したけれど、なんだかしっくりこない」「予算がどんどん膨らんでいくのが不安」——そんな迷いを感じている方にこそ、一度立ち止まって、暮らしから家づくりを考え直してみてほしいと思います。

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